【赤坂②】六辻町
町名:六辻町
読み方:ろくつじちょう又はりくつじちょう Rokutsujichō or Rikutsujichō
区分:俗称
起立:江戸期
廃止:不明
冠称:なし
現町名:港区北青山一丁目、新宿区霞ヶ丘町
概要:『青山長者丸辺図』に「六辻町 ○六道ノ辻ト云」とある。六道の辻周辺の武家地をそう呼んだのであろう。現・新宿区と現・港区の2区に跨る。
「六道の辻」とは、冥界の入口という意味で、現・京都府京都市東山区の八坂通りの南に位置する六道珍皇寺の本堂前付近の称として有名だが、江戸も洒落で肖ったのだろう。
四谷、千駄ヶ谷、鮫河橋、権田原、青山御炉路町の方への往来と、青山甲賀組百人組屋敷(青山甲賀町)への小路とを合わせて6筋の道が分かれていた。権田原交差点辺りがそれっぽい道筋をしているが六道の辻はやや西側であった。
2019(令和元)年10月20日現在、六道の辻は旧神宮軟式野球場の内で、オリンピック陸上競技のトラックを目下造成中であるため、六道の辻の真ん中で撮影することは不可能である。
六辻町(南豊島)も参照のこと。
撮影場所:六辻町
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