【芝①006】今入町

町番号:芝①006

町名:今入町

読み方:いまいりちょう Imairichō

区分:町丁

起立:1870(明治3)年

廃止:1949(昭和24)年

冠称:1947(昭和22)年3月15日から「芝」

現町名:港区虎ノ門一丁目1番

概要:江戸城外廓門の1つであった虎ノ門の東方。もとは桜田久保町及び桜田太左衛門町があった地域だったが、1794(寛政6)年の火災で類焼した後は火除地となる。文政年間(1818~1830年)に日比谷門外の江戸幕府の御用屋敷(御庭番之者御用屋敷)がこの地に移されたが1869(明治2)年に廃止された。1870(明治3)年、麻布今井町入寺町(麻布今井寺町のうち西の一部で俗称。港区六本木三丁目2番南部)、赤坂氷川町の住居の一部がここに移されて、今井と入寺の2町名の字を採って「今入町」となる。1872(明治5)年の戸数94・人口369、物産に団扇があった(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。

1949(昭和24)年、芝虎ノ門一丁目に編入となり消滅。

撮影場所:今入町

撮影地:港区虎ノ門一丁目1番11号(マスダビル)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。