【芝①055】芝新堀河岸

町番号:芝①055

町名:芝新堀河岸

読み方:しばしんぼりがし Shiba-Shimbori-Gashi

区分:河岸(町丁扱い)

起立:明治初期

廃止:1964(昭和39)年6月30日

冠称:1911(明治44)年5月1日~1947(昭和22)年3月14日を除き「芝」

現町名:港区芝二丁目1番、三丁目4番

概要:起立年代は不明。

新堀川(古川)南岸の赤羽橋南詰から将監橋南詰からやや東までにあたる細長い町域で、江戸期には薩摩鹿児島藩の荷揚場があったので俗に「薩摩河岸」といわれていた。明治期に「新堀河岸」の里俗名になったと思われるが、いつから公式町名扱いになったかは不明。人家の増加に伴い、正規の手続きを経ずにいつしか公式町名になったものか。1925(大正14)年の世帯数76・人口397。

明治初期に成立となっていた場合は、1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属、同じく1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。1951(昭和26)年、一部が芝松本町に編入。

残部は1964(昭和39)年7月1日、帝都復興計画の一環により、芝二丁目1番、三丁目4番に編入となり消滅。

撮影場所:芝新堀河岸

撮影地:港区芝三丁目1番14号(日本生命赤羽橋ビル)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。