【芝①056】金杉河岸
町番号:芝①056
町名:金杉河岸
読み方:かなすぎがし Kanasugi-Gashi
区分:河岸→河岸(町丁扱い)
起立:明治初期
廃止:1964(昭和39)年6月30日
冠称:1947(昭和22)年3月15日から「芝」
現町名:港区芝大門二丁目13番、浜松町二丁目13番、芝二丁目2番東側、芝一丁目1・2番
概要:金杉川 将監橋から鉄道線路までの両岸。但し、南岸は芝新堀河岸が将監橋を越えたやや東まで突出している。北岸を「金杉河岸」、南岸を「南金杉河岸」と呼んだ。
成立年は不明。以前は芝金杉同朋町の一部。1869(明治2)年から芝金杉一丁目のうちとなり、政府御用河岸地として官有無番地の扱いとなる。
1880(明治13)年、古川下流の将監橋から川口までの間の南岸を「南金杉河岸」、北岸を「北金杉河岸」と定めた(東京府丁第159号)。そのうち、後に金杉橋までの間で、北金杉河岸は芝土手跡町、芝湊町の一部となった。町域ははじめ現在の芝二丁目2番の西端部と北辺部であったが、いつの間にか北辺部が芝金杉一丁目のうちとなった。これは芝金杉一丁目に跨る建物等ができ、芝金杉一丁目のうちとして登録されたためである。
1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。上記のとおり、町域はどんどんと狭められ、当河岸は1960(昭和35)年頃には将監橋脇を残すのみとなった。
1964(昭和39)年7月1日、住居表示の実施により、芝一丁目に編入となり消滅。
撮影場所:金杉河岸
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