【芝①091】三田北寺町
町番号:芝①091
町名:三田北寺町
読み方:みたきたてらまち Mita-Kita-Teramachi
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1967(昭和42)年6月30日
冠称:「三田」、さらに1947(昭和22)年3月15日から「芝」
現町名:港区三田二、四丁目
概要:もとは三田村のうちの原野であったが、1635(寛永12)年の江戸市内寺院大移動により、その後の三田南寺町、三田北寺町に寺院が集中、全地域を寺院が占めていたことにより(港区史)、「三田寺町」と俗称されていた。また『沿革図書』に三田豊岡町から三田台町一丁目の東西に通じる道と、慈眼寺と願海寺の間の道に「三田中寺町」と記されている。
1872(明治5)年、浄土真宗黄鵠山大松寺、天台宗藤滝山西蔵院、新義真言宗太元山長延寺、同龍臥山宝生院、同明王山大聖院等の寺地を合併して正式に起立。町名は俗称に由来し、同時に起立した三田南寺町に対する。同年、芝伊皿子七軒町の跡地を合併。同年の戸数6・人口28(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1908(明治41)年の世帯数36・人口159。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。
1967(昭和42)年7月1日、住居表示の実施により、三田二・四丁目のそれぞれに編入となり消滅。現行の三田二、四丁目にあたる。
撮影場所:三田北寺町
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