【深川①011】深川松村町

町番号:深川①011

町名:深川松村町

読み方:ふかがわまつむらちょう Fukagawa-Matsumurachō

区分:町丁

起立:1721(享保6)年4月

廃止:1931(昭和6)年

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「深川」

現町名:江東区福住一丁目

概要:寛永年間(1624~1645年)には材木置場が置かれた元木場町21ヶ町の1つ。鳥見公用の時は元木場町のうち、「深川松村町」と称した。木場の移転後は武家地となった。のち武家地は上地となり、1721(享保6)年4月、松村町の医師御小人方等の拝領屋敷の代地となった。化政期(1804~1830年)の家数57軒(町方書上)。北に隣接する深川一色町裏通りとの間を「網打場」と俗称した(備考)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、深川下谷坂本町代地(深川坂本代地町)を合併。1872(明治5)年、西側の武家地を合併。同年の戸数256・人口846(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府深川区に所属。1887(明治20)年、南を流れる黒江川の支流の一部が埋め立てられた。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市深川区に所属。

1931(昭和6)年、帝都復興計画の一環により、福住町一丁目となる。現行の福住一丁目のうち。

撮影場所:深川松村町

撮影地:江東区福住一丁目3番11号(カットハウス・ミト)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。