【深川①083】深川猿江裏町

町番号：深川①083

町名：深川猿江裏町

読み方：ふかがわさるえうらまち　Fukagawa-Sarue-Uramachi

区分：町丁

起立：江戸期(江東区は慶長年間(1596～1615年)としている)

廃止：1934(昭和9)年

冠称：1911(明治44)年4月30日まで「深川」

現町名：江東区猿江一・二丁目、住吉一・二丁目、毛利一丁目

概要：葛飾郡西葛西領のうち、深川町分郷六間堀のうち。町名は深川猿江町の北に隣接したことによる。1713(正徳3)年、町奉行・代官両支配となる(備考)。検地は1695(元禄8)年、1732(享保17)年等、反別1町4反余(備考)。化政期(1804～1830年)の家数は82軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1871(明治4)年、安房館山藩稲葉下屋敷、逸見甲斐守等の武家地と天台宗医王山妙王院泉養寺境内を合併。1872(明治5)年の戸数88・人口328。物産に大高揉紙、濁酒、擬氈紙等があった(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府深川区に所属。1879(明治12)年、深川泉養寺町を合併。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市深川区に所属。1891(明治24)年、東京府南葛飾郡亀戸村飛地字南江耕地、深川本村字猿江耕地、猿江村字猿江の一部と大島村耕地字曽根を合併。同時に一部を深川猿江町、深川本村町へ編入。因みに、1889(明治22)～1891(明治24)年、旧深川泉養町町域は起立となった深川本村町へ編入。

1934(昭和9)年、帝都復興計画の一環により、猿江町一・二丁目、住吉町一・二丁目、毛利町に編入となり消滅。現行の猿江一・二丁目、住吉一・二丁目、毛利一丁目のうち。

撮影場所：深川猿江裏町

撮影地：江東区住吉二丁目13番1号(住吉銀座商店街　西原マンション 鈴福食品)

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