【北豊島】高田千登世町
町名:高田千登世町
読み方:たかだちとせちょう Takada-Chitosechō
区分:町丁→大字
起立:1869(明治2)年6月
廃止:1932(昭和7)年9月30日
冠称:「高田」
現町名:豊島区雑司ヶ谷二・三丁目、目白一・二丁目
概要:古地図には「千歳町」と書かれているもの多し。江戸期は高田上四ツ家町或いは高田四ツ家町(済松寺領)。もと戸田領。1869(明治2)年6月、起立。東京府豊島郡所属。地名の由来は、江戸期、付近に老松があり、その所縁によって命名された。1872(明治5)年の戸数109・人口432、馬12頭。中山道の脇道が当地内を貫いていた(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府北豊島郡高田千登世町となる。1889(明治22)年5月1日、市制町村制により、高田千登世町は北豊島郡高田村、高田若葉町、雑司ヶ谷村、雑司ヶ谷旭出町と東京府小石川区高田豊川町、雑司ヶ谷町、さらに巣鴨村、小石川村、落合村の一部とともに東京府北豊島郡高田村に編入となり、高田村大字高田千登世となる。1920(大正9)年4月3日、高田村が町制施行して高田町となり、東京府北豊島郡高田町大字高田千登世となる。
1932(昭和7)年10月1日、東京府東京市豊島区発足。高田本町二丁目に編入となり消滅。
※『角川日本地名大辞典』には、高田上四ツ家町のことが触れられていないどころか、そもそも高田上四ツ家町の項がない。
撮影場所:高田千登世町
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