【下谷②】和泉橋通御徒町
町名:和泉橋通御徒町
読み方:いずみばしどおりおかちまち Izumibashi-Dori-Okachimachi
区分:俗称
起立:江戸期
廃止:不明
冠称:「和泉橋通」
現町名:台東区台東二丁目、上野五丁目
概要:『大江戸今昔めぐり』では、現在の昭和通り、台東一丁目交差点より北側に「和泉橋通御徒町」とある。
「和泉橋」とは、神田川に架かる万世橋の下流の橋。千代田区神田岩本町三丁目と神田佐久間町一・二丁目を結ぶ。北側が佐久間河岸、南側が柳原河岸。この辺りは神田川を上下して物資を運ぶ舟の船着場であった。橋名は橋の北詰に藤堂和泉守の屋敷があったことによる(備考)。明治初年頃の木橋は青ペンキで塗られて評判であったが、1892(明治25)年に鉄橋に改架、左・右高欄とも鉄製で唐草模様を飾り、雄柱にはガス灯の燈台が据えられていたという(画報)。
撮影場所:和泉橋通御徒町
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