【神田①108】鎌倉河岸

町番号:神田①108

町名:鎌倉河岸

読み方:かまくらがし Kamakura-Gashi

区分:河岸→河岸(町丁扱い)

起立:江戸期

廃止:1934(昭和9)年

冠称:なし

現町名:千代田区内神田一丁目1番、二丁目1番

概要:龍閑橋北詰から神田橋に至る河岸地。地名は徳川氏築城の時、鎌倉から取り寄せた石材を陸揚げした河岸であることに由来し、慶長年間(1596~1615年)には遊女屋が置かれていたと伝える(画報)。正式な起立は恐らく東京市が市制施行された1889(明治22)年5月1日で、同日東京府東京市神田区に所属したのではないかと思われる。

1935(昭和10)年、帝都復興計画の一環により、三河町一丁目、神田松下町千代田町西今川町の線路西側とともに鎌倉町に編入となり消滅。

撮影場所:鎌倉河岸

撮影地:千代田区内神田二丁目1番2号(内濠 鎌倉橋北詰東)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。