【神田①107】岩井河岸

町番号:神田①107

町名:岩井河岸

読み方:いわいがし Iwai-Gashi

区分:河岸→河岸(町丁扱い)

起立:1889(明治22)年5月1日

廃止:1933(昭和8)年

冠称:なし

現町名:千代田区岩本町一丁目14番、二丁目19番と三丁目6番西半分

概要:1883(明治16)年、新たに開鑿された岩井川柳原橋~橋本橋の河岸。正式な起立は恐らく東京市が市制施行された1889(明治22)年5月1日で、同日東京府東京市神田区に所属ではないかと思われる。「祝河岸」と書いたともいう。

1933(昭和8)年、帝都復興計画の一環により、東今川町材木町東福田町元岩井町神田大和町東竜閑町(この中で、東竜閑町のみが帝都復興計画で消滅してしまうのだが、当河岸の編入が先の可能性もあるので記した)のそれぞれに編入となり消滅。

※当河岸は、『千代田區詳細圖 : 東京都區分圖』(1947(昭和22)年)において、神田大和町の東隣にのみ存在し(現・神田平成通りから南に限られる)、「神田岩井河岸町」とある。

撮影場所:岩井河岸

撮影地:千代田区岩本町二丁目19(岩井川 大和橋ガレージ)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。