【日本橋①015】品川町裏河岸
町番号:日本橋①015
町名:品川町裏河岸
読み方:しながわちょううらがし Shinagawacho-Ura-Gashi
区分:河岸→河岸(町丁扱い)
起立:江戸期
廃止:1932(昭和7)年
冠称:なし
現町名:中央区日本橋室町一丁目
概要:江戸期から日本橋川沿いにあった河岸名。安政版『日本橋北内神田両国浜町明細絵図』は日本橋の北詰から西へ「品川町裏河岸」と記載。それより西方一石橋までの河岸地は北鞘町の鞘町河岸。『府志料』に「品川町裏河岸。里俗釘店と云う、鋳物肆多き故なり。古図に北河岸とあり」とあり、『案内』には「昔時品革を製するもの居住せるを以て名づけ、後、革を川に改む」とある。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数67・人口353(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。
1932(昭和7)年、帝都復興計画の一環により、室町一丁目に編入となり消滅。現行の日本橋室町一丁目のうち。日本橋大栄ビル・日本橋三越別館の南側を含む辺り。
撮影場所:品川町裏河岸
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