【浅草②】三味線堀七軒町
町名:三味線堀七軒町
読み方:しゃみせんぼりしちけんちょう Shamisembori-Shichikenchō
区分:俗称
起立:江戸期
廃止:不明
冠称:「三味線堀」
現町名:台東区元浅草一丁目、小島二丁目
概要:下谷七軒町の別称。詳細は下谷七軒町を参照のこと。『大江戸今昔めぐり』には現・元浅草一丁目交差点の南の清州橋通りに「下谷七軒町」とある。
なお、「三味線堀」とは、現・台東区小島二丁目の南西隅にあった堀で、1630(寛永7)年の開鑿。『文久板東都浅草絵図』は、下谷七軒町の南方に旗本屋敷を隔てて「三味線堀」と記載。これは忍川の下流で、『府志料』には「三味線堀 第五大区二小区浅草小島町にあり。堀の形状三絃琴の頭に似たるより名を得たり。幅東西八間、南北七十八間、深二三尺、其流同小区浅草西鳥越町の西より南へ廻り、元鳥越町同福富町同御蔵前片町等の南を経て浅草川に入る。此流を鳥越川とも云えり」とある。昭和初年の埋め立てで消滅。
撮影場所:三味線堀七軒町
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