【芝②】芝金杉仲町

町名：芝金杉仲町

読み方：しばかなすぎなかまち　Shiba-Kanasugi-Nakamachi

区分：町丁

起立：1869(明治2)年

廃止：1871(明治4)年12月末

冠称：「芝」

後身：芝金杉浜町

現町名：港区芝一丁目

概要：1869(明治2)年、芝金杉片町、芝金杉裏(金杉裏町)二～四丁目、芝金杉裏三丁目経覚寺門前が合併し、芝金杉仲町起立。町名は芝金杉裏の通りを、金杉の東側町域にあるので俗称「仲町」といっていたためか(港区沿革図集)。1871(明治4)年末、芝金杉浜町に編入となり消滅。ただし、同年11月の町鑑には芝金杉仲町を載せ、1872(明治5)年1月の町鑑には芝金杉裏二～五丁目、芝西応寺町の各一部と芝金杉裏三丁目、芝金杉裏三丁目経覚寺門前、芝金杉片町、芝金杉浜町を合併して芝金杉浜町と唱え替えたとあり、芝金杉仲町が芝金杉浜町に合併されたとは述べていない。しかし地域が一致するから、1871(明治4)年12月末で芝金杉仲町は町名を失ったものであろう(港区沿革図集)。

撮影場所：芝金杉仲町

撮影地：港区芝一丁目9番14号(法圓寺)

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